
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
カリキュラム
〝わらべうたの時間〟を
行いました
年少組10:15~10:45
年中組10:50~11:20
年長組11:25~11:55
でした
古牧あけぼの幼稚園は
今年度最後です
3月6日に
長野あけぼの幼稚園の
最終があります
各学年とも2クラス合同で
とても賑やかに遊びました
年長組は4月から
小学生ですね
大きくたくましく
成長されましたね
初めと終わりの挨拶の
「はい!」という凜とした
張りのある声が
本当に素晴らしい
何と表現したらいいのでしょう
皆の声が
一つになったときの
一体感は
必ず将来役に立つのでは
ないでしょうか
私たち大人への好影響もあります
これから成長していく
子ども達が希望に充ち
より良く生きていこうと
する姿が
「はい!」のなかに
凝縮していると思えてなりません
感慨深い想いとともに
私もしっかりやらねばと
あわてて背筋を伸ばしました
年少組 ♪とおりゃんせ

年少組 ♪とおりゃんせ

年中組 2クラス合同〝わらべうたの時間〟

年中組 ♪ きーりすちょん

年中組 ♪ はないちもんめ

年長組 2クラス合同〝わらべうたの時間〟

年長組 ♪ 先生が取られちゃった~負けてくやしい はないちもんめ

♪ そうだんしましょ そうしましょ~

年長組 だれにする?相談することは〝みんなで力を合わせたい〟という本能を呼び覚まします

【わらべうたの記録 2025.2.27 古牧】
- 【年少組】『わらべうたは、音楽に包まれた空間のなかで、身体性を磨きながら、仲間関係を深めてゆける遊び』。一年を振り返り、家庭から幼稚園の集団生活に入り、わらべうたは子どもたちの集団生活の移行に少しは役立っただろうか?「わらべうた好きな人?」と声をかけるとほぼ全員が笑顔で「はーい♪」と手を挙げる様子。好きなわらべうたを一緒に遊ぶことによって、仲間に親しみが増すのを感じていただろうし、一体になってみんなで同じ単純なステップの踊りを踊り、みんなで動きを合わせてリズムを刻み続けることで、年少という年齢なりの仲間意識が高まるという心理効果が必ずあったはずである。
- 【年中組】年中組は5月、お手合わせができるようになるという課題からスタートした。一年を通し随分上達した。「おてらのおしょさん」を楽しそうにやっている笑顔が思い出され私も嬉しくなる。トレードで二人組になったときの咄嗟の判断力の練習も「おちゃをのみにきてください」で経験した。「はないちもんめ」では、じゃんけん遊びを通して「勝つために努力することは人生を力強く生きること」を学んだ。遠野地方ではこうした昔から伝わっているわらべうたをたくさん教えることは、人生の虎の巻を持たせるものだったといわれている。「生きてゆくためには、自分に勝つ、人に勝つ、世間に勝つといったことが大事であり、じゃんけん遊びは「勝つ」ということはどういうことかという気持を、遊びを通して起こさせ、競争心とか努力をする心を育ててくれる」との教えが伝わっていたとのこと。子ども達の表情から、悔しさや嬉しさ、負けないぞという気持が見て取れた。悔しさの体験は貴重で、特に自分の力で立ち直れたときに心が強くなる。
- 【年長組】幼稚園最後のわらべうたの時間。はたして4つの目標が達成できただろうか?①声に出して歌をうたいながらわらべうたのリズムの面白さや喜びを味わう②役交代遊びを通して役割を自覚し、その通りに遂行するというルール感覚を高める③友達の表情や仕草から人の気持ちがわかることの練習をする④わらべうたの楽しさを一緒に体験することで、友達とのつながりを実感する。3年間のわらべうたを振り返り、いつも遊戯室に笑顔があふれていたし、自然な歌声が楽しそうに聴こえていた。役交代遊びも上手にできるようになり、学校教育以前にやっておかなければいけない簡単なルール感覚の体験にもなった。そして、わらべうた本来の遊びをアレンジするところまで到達していたのには驚いた。少し大げさな表現かもしれないが、子どもが集まって一体となって動きながら 個の感覚があいまいになって、みんなでリズムに乗っているうちに、人間同士の境界線もなくなって 一つになるような 一体化した動きができていたように思う。〝つながりの体験〟ができたといえるだろう。さて残るは、言葉以外のメッセージを読み解くという、友達の表情や仕草から人の気持ちがわかる体験ができただろうか?〝はないちもんめ〟では、勝ってうれしいきもち、負けてくやしいきもち、今でこそ泣かないが年中、年少のころの鬼ごっこは鬼になって泣いてしまう子どももいたし、悔しい気持ちを想像でき共感の体験になっていたと思われる。
2025/02/27
当ブログ おすすめの記事